貧しい国とは?そのレベルやできることなどを紹介
こんにちは、発展途上国支援サイトです。
今回は貧しい国について徹底解説していきます。
貧しい国にはどんなところがあるのか、私たちにできることには何があるのかなどを知りたい方は是非チェックしてください。
貧しい国の一覧
国際通貨基金(IMF)が発表しているデータによると、戦争や飢饉によって荒廃してしまったアフリカと中東の国々は、世界で最も貧しい国であり続けています。
IMFでは、年に2回、世界各国の経済力に関するデータを公表しており、「1人あたりの購買力平価(PPP)」「ベースのGDP(国内総生産)」によって、世界の国や地域をランク付けしているのです。
ここでは、そのデータから貧しい国を一覧にしました。
- 南スーダン
- ブルンジ
- マラウイ
- 中央アフリカ
- イエメン
- モザンビーク
- コンゴ
- マダガスカル
- ガンビア
- シエラレオネ
- ニジェール
- アフガニスタン
- トーゴ
- ウガンダ
- リベリア
- ブルキナファソ
- ギニア
- ルワンダ
- ハイチ
- タジキスタン
- コモロ
- エチオピア
- ギニアビサウ
- マリ
- ネパール
- チャド
- ベナン
- スーダン
- タジキスタン
- マーシャル諸島
- カメルーン
- パプアニューギニア
- サントメ・プリンシペ
- コンゴ共和国
- ツバル
- カンボジア
- ナイジェリア
- ケニア
- パキスタン
- キルギス共和国
貧しい国のレベルについて
世界銀行では、「国別貧困ライン」と呼ばれる基準を設けています。
国別貧困ラインとは、その国でそれ以下の収入では、最低限の栄養、衣類、住まいのニーズが満たされなくなるというレベルを指します。
裕福な国ほど貧困ラインは高く、貧しい国ほど低くなる傾向にあります。
1990年に独立した研究者のグループと世界銀行は、世界の貧困層の数を把握するために、最貧国の基準を用いた測定法を提案しました。
最貧国数カ国の国別貧困ラインを検証し、それを購買力平価(PPP)を用いて共通の通貨価値に換算する方法です。
PPPとは、ある国である価格で買える商品やサービスが、他国ではいくらで買えるかを示す換算レートのことです。
共通の通貨に転換すると、最貧国の内、6カ国における国別貧困ラインが1人当たり1日約1ドルになることが分かり、これが最初の国際貧困ラインである1日1ドルの根拠となりました。
2005年、各国間の物価に関する比較可能なデータがより多く集められ、再度検討が行われました。
その結果、国際貧困ラインは世界の最貧国の内15カ国の国別貧困ラインを基に、改定されました。
15の国別貧困ラインを平均すると、1人当たり1日1.25ドル(前回同様PPPベース)となり、これが改定後の新たな世界貧困ラインとなったのです。
そして、2015年に再び、2005年と同じ15の最貧国の国別貧困ラインを用いて、1.90ドル(2011年のPPPベース)という新国際貧困ラインへの改定を決定しました。
貧しい国ためにできる3つのこと
ここでは、私たちが貧しい国のためにできることを紹介します。
- イベントに参加する
- スタディーツアーに参加する
- 寄付や募金をする
(1)イベントに参加する
実際に、貧困問題に対して行われている支援にはどんなものがあるのかを知るためにも、支援団体が開催するイベントに参加してみてください。
国際協力関連のイベントは、
- 10月6日:国際協力の日
- 12月5日:国際ボランティアデー
- 9月、10月開催:グローバルフェスタ
などが有名なイベントです。
多くの団体・機関がブースを設けてパネル展示をしたり、舞台に上がってパフォーマンスをしたり、お祭りのようなイベントとなっています。
イベントに楽しく参加しながら、開発途上国への支援について学べるはずです。
(2)スタディーツアーに参加する
実際に開発途上国に行き、支援現場の状況を肌で感じたい場合は、スタディーツアーに参加しましょう。
開発途上国の支援に取り組んでいる多くの団体が、スタディーツアーを企画しています。
限られた時間内で、活動現場を効率よく視察できるようにしてあるため、個人で見学するよりも数多くの情報を知れるはずです。
また、開発途上国に一人で旅行するのには、様々な注意が必要です。
その点、スタディーツアーであればスタッフが同行し、安全確保されているので安心できるでしょう。
(3)寄付や募金をする
多くの団体が寄付や募金を集めて、貧困な状況下で支援を必要としている人たちに援助できるプログラムを用意しています。
寄付や募金はこのようなプログラムを支援する、非常に有効な手段です。
イベント参加やツアー参加が難しい場合は、是非気軽に取り組める寄付や募金をしてみてください。
貧しい国まとめ
今回は貧しい国について紹介しましたがいかがでしたか?
世界には数多くの貧しい国が存在し、私たちにできることも多くあります。
もし本記事を読んで少しでも「何かしたい」と感じたのであれば、まずは気軽にできる寄付・募金から始めてみてはいかがでしょうか。
この記事へのコメントはありません。