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世界の貧困とは?貧困な国に私達ができることを解説

こんにちは、発展途上国支援サイトです。
今回は世界の貧困について書いていきたいと思います。
世界がどれだけ貧困で困っているのか、私達にできることはあるのかと言うところを解説しています。

貧困と世界について

貧困と世界の関係

2015年に世界銀行は貧困の基準を1人当たり1日1.90ドルと規定しました。
2005年時点では1人当たり1日1.25ドルであったことから、少しずつ改善傾向にあるのがわかります。
1.90ドルは日本円でおよそ210円にあたり、世界銀行のデータではおよそ7億3600万人が1.90ドルの収入で生活しているのです。
貧困率も改善傾向にあるものの、まだまだ課題や改善点は数多くあると言えます。
その中でも特に重大な貧困の問題は「貧困が原因の子供の死亡率」と「貧困による地域格差」です。
死亡率推計に関する機関間グループ(IGME)が発表した報告書『Levels and Trends in Child Mortality 2018(2018年度版 子どもの死亡における地域(開発レベル)別の傾向)』によると、2017年に死亡した15歳未満の子供の数は推定630万人となっており、5秒に1人の割合で亡くなっています。
そして、そのほとんどが予防可能な要因によるものとされているのです。
参考:子どもの死亡に関する報告書発表 5歳未満で亡くなる子ども、年間540万人|ユニセフ

貧困格差も同じく深刻な問題となっており、国連開発計画とオックスフォード貧困・人間開発イニシアティブが2018年に発表している『多次元貧困指数(MPI)』によると、多次元貧困層の83%はサハラ以南アフリカと南アジアとなっています。
多次元貧困指数とは、所得以外にも、健康、教育、生活水準の3つの次元から貧困層を定義する指標です。
つまり、様々な種類の貧困問題に同時に直面している人々のことを、多次元貧困層と言います。
地域格差の問題は、資産や所得、経済が固定化されてしまい、富裕層と貧困層が両極端に存在してしまう点です。
国としての発展に問題を起こすことはもちろん、教育や医療など様々な方面にも大きな影響を与え、課題が増えることになります。

世界の貧困層の割合

世界の貧困層の割合

2015 年に改定が行われた1日1.90ドルの国際貧困ラインによると、1990年で36%(18億9,500万人)に対し、2015年では10%(7億3,600万人)となりました。
貧困層の人数・割合は減少傾向にあるのがわかります。
しかし、まだまだ支援を必要としている国は多く、深刻な状態が続いているのです。
具体的な貧しい国については以下の記事で解説しています↓

世界の貧困な国に対してできること

世界の貧困な国に対してできること

貧困問題で苦しんでいる世界の国々に対して私たちが気軽にできることは、やはり募金や寄付です。
日本でも多くのNPO法人や団体が募金活動や支援を行っています。
募金・寄付は500円や1,000円といった少額からできることです。
もし何かできることから始めたいと思う場合は、当サイトの寄付支援も是非活用してみてくださいね。

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貧困と世界についてまとめ

貧困と世界についてまとめ

今回は貧困と世界について紹介しましたがいかがでしたか?
貧困問題は改善傾向になるものの、まだまだ多くの課題が残っていると言えます。
非常に大きく、難しい問題ではあるものの、私たちには募金や寄付で支援することができます。
是非本記事を読んだきっかけに、何か行動を起こしてみてはいかがでしょうか?

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