発展途上国について

貧困の定義とは?様々な定義をまとめて紹介

こんにちは、発展途上国支援サイトです。
今回は貧しい国について徹底解説していきます。
貧しい国にはどんなところがあるのか、私たちにできることには何があるのかなどを知りたい方は是非チェックしてください。

貧困の定義とは

貧困の定義とは

貧困の定義は一つに決まったものではなく、国や地域、機関によってその定義は様々です。
一般的に使われている貧困の定義に世界銀行の1日1.90ドル未満で生活する人の比率(新国際貧困ライン)があります。
また、必要最低限の生活水準を満たせていない状態を指す「絶対的貧困」や、該当の地域社会の大多数に対して貧しい状態を指す「相対的貧困」といった貧困の定義もあります。

貧困の定義①絶対的貧困

絶対的貧困は、「着る服がない」「十分なご飯が食べられない」など人間らしい生活を送るための必要最低条件の基準を満たせていない状態の貧困の定義です。
他にも、住む家がない(ホームレス)、生活必需品を買えない、子どもの体重が著しく平均を下回っているなどの状態も該当します。
絶対的貧困の状態にある人のことを「絶対的貧困者」ともいい、海外ではストリート・チルドレンがこれに該当します。

貧困の定義②相対的貧困

相対的貧困は、国・地域・社会などの大多数よりも貧しい状態にある貧困の定義です。
収入の面で見ると、国民の所得の中央値の半分未満に当てはまっていると相対的貧困状態と言えます。
日本の場合、年収が122万円以下が基準になりこの金額以下だと相対的貧困に該当します。

国連による貧困の定義

国連における貧困の定義

国連開発計画(UNDP)における貧困の定義は、「教育、仕事、食料、保健医療、飲料水、住居、エネルギーなど最も基本的な物・サービスを手に入れられない状態のこと」となっています。
また、この定義から

  1. 長寿で健康な生活(出生時平均余命)
  2. 知識(成人識字率と初等・中等・高等教育の総就学率)
  3. 人間らしい生活(1 人当たりの国内総生産)

の3分野から算出される人間開発の達成度を図るための指標「人間開発指数(HumanDevelopment Index)」が作られました。
人間開発指数は貧困を所得以外の要素から重視して測り、貧困撲滅の国際的な取り組みにも寄与するものとなって今す。

貧困に対して私達にできること

貧困に対して出来ること

貧困は日本に限らず世界中で起きている大きな問題です。
そんな問題に私達にできることも実はあります。よく行われているのが寄付・募金です。

発展途上国に寄付する

一人ひとりにできることは小さい・少ないものですが、集まることで大きな力になりますよね。
その他にも具体的にできることは、以下の記事で解説しています。
ぜひ参考に自分にできることを考えてみてはいかがでしょうか?

貧困の定義まとめ

貧困の定義まとめ

今回は貧困の定義について紹介しましたがいかがでしたか?
定義は国や地域、機関によって様々ですが、根本の部分は変わりません。
本記事を読んで少しでも貧困に対する知識が身につき、意識の変化があれば幸いです。

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